思い出
僕が長編小説を読むようになったきっかけの一冊が実がこれ。
- 作者: 高見広春
- 出版社/メーカー: 太田出版
- 発売日: 1999/04
- メディア: 新書
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それにしても作者の高見広春さんは今は何をしているんだろう?
この作品について言うと、映画化されたときに六番目の小夜子以来、栗山千明と再会させてくれたのもこの作品だし、かなり深い思い入れがあるんですよ。
ちなみにこんなのも買ったり。
- 作者: 高見広春,「バトル・ロワイアル」制作委員会,ギンティ小林
- 出版社/メーカー: 太田出版
- 発売日: 2000/12
- メディア: 単行本
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その後僕は高見広春が尊敬してるというスティーブン・キングの作品を図書館から探しては、読みまくってましたね。
それで数年後に出会ったのがこれ。
- 作者: 高見広春,杉江松恋
- 出版社/メーカー: 太田出版
- 発売日: 2003/06
- メディア: 新書
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悪かったとこを言うと、まずは映画版のストーリーを継承して、なおかつ映画制作を前提に書かれていることが丸わかりだったということ。なおかつ映画は不発、と。
Ⅰ(便宜上)の映画の主要キャストは大物が多いですからね。柴咲コウや栗山千明、前田亜季、永田杏奈、山本太郎、安藤政信、小谷幸弘、高岡蒼佑、藤原竜也、塚本高史、佐野泰臣と何人かは一線級でやってるって言ってもいいんじゃないでしょうか。
Ⅱも映画のストーリーを踏んでることを除けば、おおむね満足できる出来になってますね。
ちなみにⅠの作者の高見広春が音楽好きらしく、結構それに関する記述も多かったり。
Ⅰでは、明日なき暴走のブルース・スプリングティーンやボブ・ディラン、ジョン・レノン、ルー・リード、ボブ・マーリイ、ヴァン・モリスン、フランク・シナトラなどで主人公は国では禁止されているロックギタリストで、Ⅱではその辺が多少継承され、ボブ・ディランや「スモーク・オン・ザ・ウォーター」などという記述もある。
なにやら1月にこんなものが発売されたようで。
- 作者: 杉江松恋
- 出版社/メーカー: 太田出版
- 発売日: 2005/01
- メディア: 新書
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*1:よくよく考えれば、中学ん時から彼の影響でその手の最近話題のあの世界には詳しかったな、と(苦笑)